五十里会長挨拶
本日、ここに、埼玉県バドミントン協会設立50周年の記念式典を開催いたししましたところ、財団法人日本バドミントン協会専務理事遠井稔男先生、埼玉県教育局主幹広川貞夫先生、埼玉県体育協会事務局長佐藤洸先生、また、関東バドミントン連盟会長・千葉県バドミントン協会会長高橋重夫先生、神奈川県バドミントン協会会長杉田博先生、愛知県バドミントン協会副会長伊藤鉱一先生はじめ都道府県バドミントン協会代表、さらには、県内バドミントン協会、連盟から春日部市バドミントン連盟会長佐久間実先生、戸田市選出県議会議員峯岸光夫先生、そして、はるばるお越しいただいた台湾全民バドミントン協会会長呉文達先生ご夫妻、秘書長頼聯旺先生のご臨席をいただき、盛大に挙行できますことは、私共の最も光栄に存ずる次第であり、厚くお礼を申し上げます。
さて、皆様ご案内のように、埼玉県バドミントン協会は、1952年4月1日に会長関口佐源太先生、理事長市川十郎先生のご尽力により設立されました。当時は戦後の混乱期から漸く復興の機運が漂い始めた時でもありますが、悪性インフレの進行中でもあり、協会の運営にはかなりのご苦労があったやに聞いております。また当時の埼玉県のバドミントンのレベルは、残念ながら関東はもちろんのこと、全国の最低のレベルであり、先輩指導者の方々は、そのレベルアップに大変なご苦労がありました。各種の全国大会に出場するチームの目標はまず一勝すること、という時代が1970年代まで続きましたが、現在の加藤勝理事長らを中心とする当時の若手指導者によりジュニアからの強化に着手して以来徐々に成果を挙げ、1980年代半ばからは現在につながる全国トップレベルに到達することができ、バルセロナ・アトランタ・シドニーのオリンピックにも埼玉県出身の選手を日本代表として送ることができるところまで成長することができました。50周年の記念の本年には、小学生・中学生・高校生・レディーズ・社会人の各全国大会にも優勝することができ、本日の式典に花を添えることができましたのも、現在の県内各層各種別の指導者のご尽力の賜物であり深く感謝する所であります。
埼玉県バドミントン協会は本日から新しい半世紀に進むことになりますが、ここ数年来協会の目標として挙げております、ジュニア層の強化と国際親善の推進の二つの課題をさらに前進させ、現在日本バドミントン界の掲げる世界に通用する選手の育成に微力を尽くしたいと考えるものであります。本日ご参会の先生方のご指導を得て、協会役員全員が結束して目標達成に邁進したいと考えますので、よろしくご支援、ご協力のほどお願いいたします。
終わりにご参会の皆様方のますますのご健康とご発展と祈りいたしまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。 |